


それに加えてほとんどフルアクション(トランクは開きません)に前輪ステア機構つき。ソリドとしてもかなりの自信作として発売したようで、初期パッケージはディスプレイとしても機能する凝ったものでした。そのパッケージ裏面に輸出国それぞれの言語で宣伝コピーが印刷されていますが、日本語は見事に天地逆になっています。しかも活字ではなく、日本代理店からのビジネスレターからそのまま写したと推測される味のある書体が粋です(下の画像をクリックしてみてください)。

佳き時代です。






このサイドからのプロポーションに“萌え”ないクルマ好きはいないでしょう。
アメリカでの販売元は当時アメリカ大手の玩具メーカーだったマークス社でした。パッケージもオリジナルでブランド名も solido by marxとなっています。下のラベルはアメリカの清涼飲料水ハワイアンパンチが販促でプレゼント・キャンペーンを行ったときのラベルです。20本分のラベルを送るともらえた4台のうちの1台がミウラです。
ちなみに残り3台はポルシェ・カレラ6、フェラーリ330P3、シャパラル2Fですが、ポルシェとフェラーリはマークス社が独自にドライバー・フィギュアを乗せた、フランス・オリジナルとは違う例のオモチャっぽいやつです。

