2005年02月12日

フェラーリ250“ル・マン”ピニンファリナ by ポリトーイ
「フェラリー」って呼ぶほうが、らしくないですかこの時代のは
politoys m525 ferrari 250 le mans pininfarina

ポリトーイMシリーズがミニカーとして本格的にスゴいことになったモデルがこれです。多分63年のパリ・モータショーで発表されたプロトタイプで、フェラーリ最初のミッド・エンジン車としてピニンファリナがデザインしたものだったと思うのですが違ってたらごめんなさい。昔のカーグラあたれば出てくるもしれませんが、このエンジンフードにスクリーン付きのやつって実車写真あまり見た覚えがないです。
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なにがスゴいって、例によって例のごとく開閉部がいたずらに多いだけなのですが、レース・ドライバーの乗降を容易にするために設けられたルーフのアレ(何と呼ぶのでしょう?)と、給油口カバーまで開閉可能とあっては、レーサー気分はもちろんメカニック気分も味わえるわけで、発売された67年当時の少年にとってはまさに夢のようなミニカーだったはずです。
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紙製パッケージにはミウラでも使われた特製ディスプレイ型と通常型がありますが、ディスプレイ型の内側のイラストには2種類あり、どちらも独特のユルさがあって味わい深いです。通常型はぼくが所有している以外にはなぜか一度も見たことがありません。
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青メタのモデルは近年イタリアのコレクターから譲ってもらったもので、プラ製ケースからして最後期のバリエーションと思われますが、ホイールまで違っているのでオリジナルかどうかは謎です。一応、底板にはプラ台に載せるためのホール加工がしてあるし、別の伊コレクターから70年代初頭にフィレンツェのショップで実際に見たという証言も得ているのですが(なんのこっちゃ)、パオロ・ランピニか朝田隆也さんに確認したい気分です。
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ポリトーイがこのミニカーを完成させた67年、ずっとフェラーリ天下が続いていたルマンの覇権はすでにフォードに移っていました。プロトタイプをモデル化した理由はそのへんと関係あるのかなと思ったりもしてます。


posted by solido161 at 03:59| Comment(7) | TrackBack(0) | politoys | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お邪魔します、CIJです。
ミニカーとしては最高に面白いモデルですよね。
それとタイトルに泣かされました!当然この頃はフェラリーでしたよね。
確かスーパーカーブームの少し前頃から「フェラーリ」と言うようになったと記憶しますが、なんかなじめませんでした。
ポリトーイの青メタはかなりめずらしいと思います。
実車は当時、白にストライプでした。
今は知りません・・・
Posted by CIJ at 2005年02月13日 02:07
CIJさんこんばんは。

>確かスーパーカーブームの少し前頃から「フェラーリ」と言うようになったと記憶しますが

ぼくもそんな気がします。近所のクルマ好きの兄ちゃんも「フェラリー」は12気筒なんだぞっていつも言ってましたもん。そういえばむかしのミニカー輸入代理店はかなりテキトーな片仮名ふってましたよね。アバースがアバルトだって知ったときはグッときましたが、発音はひょっとしてアバースの方が近いのかも。カラボ・バートンってのもありました。わかりますよね?
Posted by ひろ@solido161 at 2005年02月14日 01:34
こんばんは。

昔のフェラリーってバリエーションが豊富で一風変わったものも多く、楽しいですよねー。ところでこのクルマですが、ピニンファリーナが一品製作して1965年のジュネーヴ・サロンで発表したシャシー6025公道仕様をベースにしていると思います。という推測を前提にしての話ですが・・。
シャシー6025はレーシング仕様よりもドア幅が拡げられてルーフも伸ばされ、ミスマッチなバンパーも付き、室内は豪華な赤革、しかもなんとエアコン付き!だそうです。
ただし実車は左ハンドルなのですが、このモデルは右ですね。ここだけレーシング仕様・・。この手のクルマの場合、レースの出場歴といったヒストリーが大切らしく、実戦経験なく北米に売られた実車は「特に語るべきところのない個体」として総計32台生産されたLMの中では冷遇視されているようです(笑)。

それしても小学生が描いたみたいなイラスト、味わい深いですねえ。

Posted by PPW306R at 2005年02月16日 23:22
お世話になってます。

一品モノのシャシー6025って…すんごいデータベースですね。とりあえずショーモデルってことでいいんでしょうか。バンパーの件はまったく意識してませんでしたが、言われてみればかなりヘンですね。ライセンスプレートもついてるし。由緒あるLMはすでにマーキュリーがモデル化してたこともあるんでしょうが、斜に構えたチョイスはちょっと失敗だったかなと感じます。
Posted by ひろ@solido161 at 2005年02月17日 01:42
おじゃまします、CIJです。
いまや古いヒストリーのあるフェラリーの実車はシャシーNoで呼ばれるようになりつつあります。
ポリトーイの元になった実車は#6025で間違いないと思います。もちろんレース歴は無いのですが、もともとNART(North American Racing Team)の注文で製作され、その後ルイジ・キネッティのパーソナルカーとして走っていたようです。すでにこの時点でレースとは別のヒストリー付きの車になると思います。
実車のカラー確認したところ白ボディに紺のストライプ、マーキュリーの250のNART仕様と同じです。
多分PPW306Rさんは勘違いされているのではないかと思いますが、#6025の実車も右ハンドルです。
ストラダーレ(公道用)はもう1台#5995がありますがこれは珍しく左ハンドルです。#5995もリヤにガラスカバー付ですが他の細かい部分から判断してミニカーの元ネタとは考えにくいです。

ミニカー関係の読み方の違いは数え切れないほどありますよね。いくつか・・MINIALUXE(ミニアリュクス)と言うフランスメーカーを「ミニオール」。どうやってもミニオールとは読めません。
ショソン(Chausson)のバスを「シャンソンバス」。確かにフランスっぽいけど・・・

P.S.もし私の言い回し等で失礼な部分がありましたら遠慮なく叱ってくださいね。
Posted by CIJ at 2005年02月17日 10:39
CIJ様、こんばんは。
あちゃー。間違い(>_<)! ご指摘ありがとうございました。
5995と混同しておりました。6025は右ハンドル、そして5995はLMとしては最後の左ハンドルだったのですね。さらにエアコンが付いていたのも5995のようで、重ね重ね失礼いたしました。
ともあれCIJ様の援用をいただいた御蔭でわが意を強くしたりして(^^)
今後もいろいろご教授くださいませ。m(__)m

あ、別件ですが、あれはやっぱりショソン・バスというべきなのですね。シャンソン・バスなんてさすがおフランス、こじゃれたネーミングするわねぇ・・と勝手に思い込んでフンフン鼻歌歌ってました(爆

>ひろ様
>斜に構えたチョイスはちょっと失敗だったかなと感じます。
クリティカルに判断すればそう思いますが、このモデル選択、なんだか個人的には好きだったりします。いい意味でいかがわしくて(なんだそりゃ^^;)。今だったらさしずめハンドメイドモデルで選択されそうなマニアック・チョイスだなあ、と思います。
Posted by PPW306R at 2005年02月17日 19:33
おおっ! なんだかCGスペシャルのようになってきましたね。フェラリーは今や個体ごとに語られる存在なのですね。クルマ雑誌はスクランがCG化してきたあたりから(いつの話だ)ほとんど読まなくなっているので、おふたりからのコメントはとても勉強になります。おいそがしいところいつもご覧いただきありがとうございます!
Posted by ひろ@solido161 at 2005年02月18日 01:12
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