2013年02月10日

若大将とルリ子とトヨタ2000GT 〜「狙撃」 昭和43年・東宝

加山雄三がクールなスナイパー松下徹に扮し、おめでたい若大将イメージからの脱却を期した東宝ハードボイルド。モーゼル、ホークアイ、国本圭一などガンマニアには堪えられないキーワードで語り草なんだそうですが、我々カーキチにも鼻血ブーなネタが全編に大フィーチャーなのです。
オープニングで早くも一仕事終えた若大将がおもむろにリアハッチを開けるペガサスホワイトのそのクルマは、紛うかたなきトヨタ2000GT前期型。しかも昨日納車されたばかりみたいなビカビカの新車。純正マグネシウムホイールも鈍く光っております。次の射撃練習場のシーンでは、日活から客演の浅丘ルリ子=章子が松下の放つ危険な香りに誘われていきなり2座満席。かつての清純派から不敵で奔放なオンナに変身中のルリ子もイカしてます。
物語の中盤、上空のヘリから狙撃された2000GTが大クラッシュ、世紀の名車をこんなにしやがって東宝は正気か、2000GTもこれで見納めとガッカリした次の瞬間・・・・・・それは観てのお楽しみ。
イタリーのミウラに『個人教授』があるように、日本の2000GTにもこんな映画があったのだ。『007は二度死ぬ』(昭和42年)や同じ東宝の『ヘアピン・サーカス』(昭和47年)で不完全燃焼だったカーキチもこれなら昇天間違いなし。


posted by solido161 at 23:12| Comment(0) | TrackBack(0) | extra | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。