2005年05月15日

メルセデス・ベンツ230SL by マーキュリー
mercury 36 mercedes benz 230sl convertible

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フランス・ディンキー、テクノ、スポット・オン、ポリトーイ、マーキュリー。まさしく競作ってやつです。230SLといえば当然パゴダ・ルーフのハードトップなわけですが、マーキュリーはご丁寧にソフトトップのコンバーチブル仕様も作ってました。ミニカーとしての定番はディンキーもしくはテクノというところでしょうが、マーキュリーもなかなかどうして、全体のバランスはとっても良いではありませんか。
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もともとはトップをたたんだ状態のパーツも付属していたはずですが、ぼくの持っているものは入手時より欠品でした。絶版ミニカーはこのへんが悩ましいところです。パッケージは品番37のハードトップ・クーペ版を流用、車名表示だけシールで貼り替えています。
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このモデルは昭和39年11月発行のコレクター誌57号の表紙を飾っています。装丁はアサヒ玩具の広告部によるものでしょうか。素晴らしすぎます。ちなみに12月入荷予定で900円だそうです。同時期のコレクター誌に掲載された新製品情報を見るとフランス・ディンキーは700円前後、ミクロペットに至ってはいちばん高そうな三菱デボネアでさえ400円(!)ですから、マーキュリーは相当な"高級品"だったようです。
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よく知られた話ですが、当時のコレクター誌は発行元アサヒ玩具の取扱いであるコーギー、ソリド、マーキュリーが当然のように表紙を飾り、裏表紙は英仏ディンキー、スポット・オン、CIJ、スケーレクストリックの輸入元である国際貿易の広告というのがパターンでした。たまに大盛屋が裏表紙広告を買っていることもありましたが、ここに紹介した57号のすぐあと、昭和40年1月の59号から広告はおろかその社名すら誌面から消えてしまいます。この230SLと時を同じくして発売された日本GPシリーズ(しつこいけどグロリアで390円!)を最後に、大盛屋は伝説になったのでした。


posted by solido161 at 00:59| Comment(2) | TrackBack(1) | mercury | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
絶版ミニカーのパーツ欠品は確かに悩ましい。けれども出会いはまさしく「一期一会」だし・・と逡巡しながらも購入したら、その後あっさりと完品が出てきたりして・・アレは悔しいものです。

このコレクター誌のカバーフォトはいいですね。時あたかも東京オリンピック。トラックフィールドに出揃ったはソフトトップ、ハードトップ、オープンのSL3変化・・思えばかつてのミニカー関係誌の表紙はこの手の洒落たお遊びがよく目に留まったような気がします。
Posted by PPW306R at 2005年05月27日 20:21
もっと悔しいのは、買ったあとで完品じゃないとわかったときですね。一言添えてくれない売主を恨んだところで知らなかったと言われればそれまでですし。そしてまたこういう体験をきっかけにたがが外れるというか、コレクションのドツボにはまっていくのです。

カバーのタバコは五輪記念に販売されたものでしょうか? こちらも洒落てて気になります。
Posted by ぴろ@solido161 at 2005年05月30日 01:07
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