2005年05月31日

MGBロードスター by ミニ・ディンキー
mini dinky 19 MGB

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メジャー系の小スケール・ブランドの中で個人的にもっとも謎なのがミニ・ディンキーです。標準スケールが売れなくなった60年代後半の米国マーケット対策として英メカノ社が香港の下請工場に製造させたシリーズですが、モデルによってはペニーに比肩する出来ながら、質の悪い鋳造のために経年変化で腐食するというコレクター泣かせの存在でもあります。白い塊がボディを食い破ってぼこっと出てくるんですよね……こわっ。
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で、何が謎かって、資料本によればUS版カタログでは品番10のフォード・コルセアから品番61のロータス・フォーミュラまで途中欠番を除いて都合23台の乗用車がラインナップされているそうなんですが、その半分くらいは余程のコレクターの方でもご存知ないんじゃないでしょうか。だってミニ・ディンキーのフェラーリ・スーパーファストだのワーゲン1600TLだの、見たことないですよね? ぼくもずっとこれは未発売に終わったのだろうと思っておりました、ハイ。ところがつい昨年のこと海外のオークションで売りに出されているのを見ちゃったんですねこれが。近頃は元社員が試作品を売りに出すケースも増えてるようだけど、あれはちゃんとパッケージ付きでどう見てもフツーに製品化されたような雰囲気だったな。あれ以来ずっと探してますが全然出てこないですね、やっぱり。もうひとつの謎は品番60と61が香港メイドではなくオランダのベスト・ボックス(エフシ)製作となっていること、これはもうどうでもいいや。
このMGBロードスターはプラパーツを使っているせいか幸いにして腐食の難を逃れています。そろそろホイールがヤバそうですが。出来は文句なしだと思います。
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posted by solido161 at 03:43| Comment(4) | TrackBack(0) | others | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
写真で見る限りでは、確かに腐食の心配はなさそうですね。
しかし、経歴が謎のモノは世の中いっぱいありますなあ。
Posted by 植木屋の恋愛事情・株式上場2005  at 2005年06月03日 05:06
絶版ミニカーにとって鬼門とされているプラパーツが福音となるなんて皮肉ですね。ディンキーにも小スケールがあったんだ。知りませんでした。

ありますよね、白っぽく咲くダイキャストの腐食。果ては粉状にぽろぽろと崩れだすという・・こえー。
アルミダイキャストって腐食の心配がないマテリアルということで一般的には定評があるんですが、実はアルミに添加する合金の組成や金型の管理、鋳造条件によって品質が大きく変ってしまうものなのだそうです。大量生産で高い精度を維持しつづけるのは大変な技術なんですね。
Posted by PPW306R at 2005年06月07日 23:00
初めまして。楽しいbrog、拝見させていただきました。本格派の路線からチープなものまで幅広くて楽しまれているなぁと感じます。このMGB、当時から大事に持っていますが、ある日トランクのヒンジが折れてしまいました。外見上では全く兆候もなかっただけに怖いですよ〜。形は抜群に良いんですけどね。ミニ・ディンキーは後期にはあの250LMやEタイプにスピードホィールを履かせたのがありましたね。あれでも、今となっては欲しいです。
Posted by DUALIGHT58 at 2005年06月24日 22:27
DUALIGHT58さま。はじめまして。
楽しんで頂いて何よりです。幅広いというより節操がないという方が正しいかもしれませんが、今後も気の向くままに掲載していきますのでよろしくお願いします。スピードホイールは70年代のブリスターパック時代でしょうか? キャストも流用してたとは知りませんでした。
Posted by ぴろ@solido161 at 2005年06月27日 03:51
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